中舘 早紀 Nakadate Saki
身長:158cm
体重:インド象の100分の1
生年月日:6月26日
好きな物:ディズニー、弓道
性格:猪突猛進
自己紹介
キャラメルボックス俳優教室12期生
第13回公演「ある晴れた朝に」で初出演後、CollaboナRation「HappyMoon~ある泥棒たちの場合~」、第16回公演「涙は雨に」と経て入団を決める。
≪私の人生の目標!!≫
私は周りの人より、演劇を始めたのがとても遅いです。
数年前の自分はきっと今の“役者という自分”を想像すらしていないでしょう。
普通に学校に通って、普通に就職して、普通に結婚して、普通に死ぬ。
誰もが当たり前に想像する将来を、私もまた当たり前に想像していました。
家庭のちょっとしたことが原因で、私は大学をやめました。
それは、私の想像していた普通とは違っていて、
そこからの1年間は、つらいことから逃げるように、考えないように、目を背けていた1年間でした。
そんなときに、私は演劇と出会いました。
心の内側をフォークでえぐられるような衝撃、腹から湧き上がる感動、頭のてっぺんを鈍器で殴られたような感覚でした。
“私もやりたい、あそこに立ちたい”
そして、2014年にキャラメルボックス俳優教室に通い、役者としての第一歩を踏み出しました。
演じる側に立つことは決して、楽しい事ばかりではありません。
つらいことも、苦しいこともたくさんあります。
毎日泣いてた時もありました。
でも。それでも。カーテンコールのときのお客様の顔をみると、演劇やっててよかった、というこの上ない幸せな気持ちになります。
私は演劇が大好きです。
演劇は誰かを幸せにできる魔法だと私は思います。
私もその魔法にかかったひとりです。
だから、これからは、私がたくさんの人に魔法をかけたい。
誰かに魔法をかける、というのは、とても素敵なことです。
私は小さい頃に父を亡くしています。
三人兄弟で母は女手一つで育てるのは本当に大変だったと思います。
きっと、普通の人達よりはお金がなくて、食事もままならなかった時があります。
ある日の夕飯が、小麦粉を水にといて焼いた物だったんです(笑)
でも、そんなときでも、母は、どれが一番小麦粉に合う調味料なのか探すゲームーーーーー!!!と言って家族で楽しみながら、夕飯を食べました。
私にとってはとても楽しかった思い出です。
それは母が、私達にかけてくれた素敵な魔法だと思うのです。
人生つらいことも悲しいこともあるけれど、私はそんな中でも、幸せな思い出を作る魔法をかける人でありたい。
そうやって、たくさんの人を幸せにする、それが私の人生の目標です!
貴方の人生が幸せでいっぱいになりますように!!
2017.10.15 中舘早紀